R.ヴァークナーやR.シュトラウス、I.ストラヴィンスキー、L.ヤナーチェクらのオーケストラ作品に登場するバストランペット。

かつてはトランペット奏者が演奏し、F管やEs管などが使われたようですが、現在はトロンボーン奏者やユーフォニアム奏者によって、C管やB管のモデルがよく用いられています。

オーケストラに常駐の楽器ではないためか、製造自体が少なく、あっても大変に高額で、中古などはほとんど出ないために、なかなか入手が困難で、使用する機会も極めて限られた楽器でした。格安の中国製のモデルもありましたが、正直な話、実践で使うにはお勧めが出来るものではありませんでした。

この度、ドイツのハンドメイドメーカーのスタンダードなモデルを元に、当方と中国の工場、そして日本の提携工房との合作で、低価格で高品質、本格的な響きのバストランペットが完成しました。

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本来のバストランペットの響きを重視して、シャンクをあえてスモールシャンクにしたり、C管に不慣れな奏者のためにB管に変更する替管を別売りではなく標準で付属するなど、色々に工夫をしております。

また、レスポンスが良く、響きに深みが出るゴールドブラス（85:15）ベルを標準で採用致しました。

オーケストラ作品はもちろん、吹奏楽、金管アンサンブルや各種アンサンブルでも活用する機会を広げていって頂けましたら幸いです。